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伯爵と愛人 [トルーダ・テイラー]

SHALOCKMEMO381

伯爵と愛人 The Comte and the Courtesan 1996」
トルーダ・テイラー Truda Taylor 井上 碧





フランス革命の真っ最中の時代背景を真っ正面から取り組んだロマンスは珍しい。
多くの人物や日替わりの移り変わる事件など,複雑な背景を描き分けるのがむずかしいからだろうが,作家としては,一度は扱ってみたくなる時代ではないだろうか。
本書でもルイ16世の処刑やその後の王党派と革命派の抗争,地域によっては皆が皆革命に心酔していたわけではないことを見事に描いている。
ヒストリカルの王道を行く一冊。


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