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晴れた日にあなたと [キャサリン・アンダーソン]

SHALOCKMEMO482
晴れた日にあなたと Blue Skies 2004」
キャサリン・アンダーソン 木下淳子





視覚障害者と暮らすということがどういうことなのか。このテーマをロマンス小説で徹底的に描ききった作品です。
ヒロインのカーリーとヒーローのハンク,それにカーリーの親友ベスとハンクの家族コールター家の人々が,まるで舞台の芝居を見ているかのようにくっきりと描かれ,また,ヒーローとヒロインの心の中が徹底したリアリズムで描かれており,これでもかというぐらい,これまた「愛」と「犠牲」の尊さ,それを追求しきった傑作です。
ロマンス小説は再読に堪えないと思われがちですが,この作品はまさに何度でも繰り返し読んでみたくなる作品と言ってよいでしょう。
ストーリーやヒロインの心の中を読者が再び文章で表わそうとするのは,この作品についてはあまりに無謀と思わせる圧倒的な存在感のある作品。おススメです。




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