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シンディとプリンス [デビー・マッコーマー]

SHALOCKMEMO594
シンディとプリンス Cindy and the Prince 1987」
デビー・マッコーマー 麻生ゆり子





この記事を書こうとして驚きました。デビー・マッコーマーの作品を読了するのは初めてなんですね。すっかり名前にはなじんでいたので,このウェブページを作成し始める前に読んでいただけ,つまり,もう少なくとも7年の間,目に触れずに,しかも作品リストも作っていなかったことになります。
さて,本作のことです。ヒロインのシンディはビル清掃のアルバイトをしながらコンピューター・プログラミングを勉強中の学生。アルバイト先のビルの会社の副社長ソーンダイク・プリンスに憧れの気持ちを持ってしまいます。しかし,相手はセレブの独身男性。清掃員をしている自分との差を考えると会うことさえかなわない相手です。クリスマスが近いある日,ゴミ箱に捨てられていた一枚のパーティの招待券が二人の運命を変えることになります。
その招待券を使ってパーティにもぐりこむためシンディは,かぼちゃの馬車ならぬ叔父の運転するリムジンにのり,会場に着き,お目当ての相手プリンスに会うことができます。プリンスも始めてみるシンディに興味をひかれ,次第に近づいてきます。二人はダンスを踊りますが・・・。
シンデレラと王子様の童話を意識した二人の会話で,二人の先行きがどうなるのかを暗示しています。ところが,プリンスには婚約者のシーラの存在が。シンデレラの童話を少しずつ変化させ,現代風にしています。清掃員の仕事の合間にシンディはプリンスのことをよく知ることができる立場にありますが,プリンスはシンディのことを何一つ,名字すら知ることができません。しかしすっかりシンディに恋してしまったプリンスは探偵を使ってシンディを捜させます。探偵が自分のことを嗅ぎまわっていることに不安を感じたシンディは,これ以上会ってはいけないと思いながらも自分の気持ちを抑えきれずにプリンスのもとを訪れ,次に会うことを約束しますが,プリンスの気持ちが他の女性に行っていると感じたシーラの計略で,約束に1時間近く遅れてしまいます。
そんな紆余曲折から,二人の関係を応援してくれる,プリンスの両親,シーラの叔父・叔母や清掃員仲間など,周囲の人々の励ましで,二人は互いの気持ちに素直になり…。
童話シンデレラの換骨奪胎でありながらも,向学心やしっかりした自分を失わないシンディの健気さが光るすてきなロマンスが展開される作品です。


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