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偽りの誓いに心乱れて [コニー・メイスン]

SHALOCKMEMO595
偽りの誓いに心乱れて A Breath of Scandal 2001」
コニー・メイスン 中村藤美





何度かチャレンジして,分量の関係でなかなか読了できなかったコニー・メイスンのヒストリカル・ロマンスを読了できました。
いつも,なにかしら新しいジャンル,奇抜なプロット,そして魅力的なヒロインを創出しているコニー・メイスンです。本作も期待に違わず,素晴らしい一作でした。珍しくシリーズものの本作。ソーントン家シリーズの第2弾となります。第1弾の「偽りの一夜は罪の味 A Taste of Sin」がハイランドの放蕩貴族セント・ジョン・ソーントン(シンジン)とマクドナルド一族の氏族長クリスティのロマンスであったのに続き,第2弾の本作ではシンジンの兄でシンジンとは正反対の堅物ジュリアンと,スタンホープ伯爵の隠し子でロマの母を持つ美貌で情熱的な娘ララとの,不思議な出会い,互いに想い合うロマンス,政府の諜報員として働くジュリアンとその敵との命をかけた戦いに巻き込まれていくララとジュリアンの妹エマ,そしてソーントン一族。そのミステリ風味とアドヴェンチャー満載の,海洋・スパイ・アクション・エスニック・アドヴェンチャー・ヒストリカル・ロマンスとでも分類できる楽しさ満載で贅沢でお薦めの一作です。
 第1弾は未読ですので,また,次の機会に是非。


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