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風に乗って [イヴォンヌ・ウィタル]

SHALOCKMEMO649
風に乗って Ride the Wind 1983」
イヴォンヌ・ウィタル 青山  蘭





 キャリアアップを目指して大都会ヨハネスブルクに出てきたローレン・フレイザーは,ボーモント・エンジニアリングの社長スティーヴと出会います。二人の間にはエレベーター出口での衝突や,ローレンが社長のズボンにコーヒーをこぼしてしまうことなどの社内でのこまごました事件の他にも,スティーヴの乗った飛行機の墜落事故など大きな事件もいくつか起こります。スティーヴの秘書ミセス・マーカムが入院中,スティーヴはローレンを秘書に指名し,親友のナタリーがローレンの後任を務めていますが,やがて,ローレンが間借りしているナタリーの姉が帰ってくることやミセス・マーカムの退院,そしてスティーヴがローレンに「愛している」という言葉を言わないことなどかから,ついには退社して故郷に帰ってしまいます。ここまでロマンスらしいロマンスが語られない,ローレンの一方通行の愛に終わるかと思われるのですが・・・。
イヴォンヌ・ウィタルは南アフリカの作家。南アの牧場の乾期の暮らしの過酷さやヨハネスブルクの大都市ぶり,そして南半球でしか体験できない8月の気候など異国情緒たっぷりの心にしみる一作です。


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