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無邪気なプリンセス [レイ・モーガン]

SHALOCKMEMO689
無邪気なプリンセス (失われた王冠 1) Jack and the Princess 2003」
レイ・モーガン 山田沙羅





レイ・モーガンの「失われた王冠」シリーズの第1巻です。本シリーズはナボタビア国の4兄妹を主人公とした四部作で,本書は末娘の王女カリナ・ロゼアノバ(通称カリ)がヒロインとなります。政変によって両親が殺害されたナボタミア王国の皇太子マルコ,次男ガース,三男ダミアン,そしてカリナはそれぞれアメリカに亡命していますが,その後政権を奪った派閥がたおされ,再度国に戻って新政権を樹立するための準備をしているところです。ひとりっきりの王女であるカリは,国内外の有力者と結婚し,女性として,新政権の役に立つように期待され,有力者たちのなかから,夫を見つけ出すための舞踏会が開かれようとしています。しかし,王政に反対するグループから攻撃されることを恐れ,警備に詳しい専門家を雇うことになります。そこに登場するのが本作のヒーローで,元刑事のジャック・サンティニです。ジャックは任務中に犯罪者とかかわったことが疑われて現在内偵中のため,警察を休職させられており,その間,この舞踏会の警備責任者として雇われようとしていました。一方カリは頭では自分が王女としての務めを果たさなければならないことはわかっていながらも,自分の恋愛と関係なく結婚させられることに疑問を感じていました。そんな時に出会ったジャックは,男性としても素晴らしく,尊敬できる面を持つ魅力にあふれた人であり,カリはジャックに惹かれていきます。また,ジャックも無理難題をいいつつも,自分に魅力を感じているらしいカリが純粋さを失わず,素晴らしい魅力を持った女性であることに気づき,カリを守ろうとする気持ちとカリに惹かれていく気持ちの間で,悩みます。そんな二人を決定的に近づかせる事件が起き,二人の間は急速に接近します。王女らしい気品や堂々とした振る舞いと愛らしく,末っ子らしい甘える姿が同居するカリナの魅力が十分に発揮された一作です。


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