SSブログ

シンデレラの真珠の涙 [ロビン・グレイディ]

SHALOCKMEMO712
シンデレラの真珠の涙 (ウルフたちの肖像 4) Fearless Maverick 2011」
ロビン・グレイディ 山科みずき





シリーズ第4作。本作のヒロインは元オーストラリア・サーフィン大会で優勝経験を持つエリザベス・ヘンダーソン。練習中の事故で片足を失い,理学療法士として自活している。ヒーローはウルフ家の双子の兄妹の兄アレックス・ウルフ。妹のアナベルとはメールでのやり取りがあるだけ。やはり父ウィリアムとの不和の基になった不幸な出来事以来,家には寄り付かなくなり,カーレーサーとして成功を収めている。しかし,レース中の事故で片方の肩と腕を痛めてしまう。一日も早くレースに復帰し,今年のシーズンでも優勝を飾りたいと焦る気持ちでいる。治療としてあとは療法的に万全を期さないとレースへの復帰は無理。次のレースはあきらめるものの,数週間後のスペインでのレースからは何とか復帰したいと考えている。そこで優秀な理学療法士としてエリザベスが紹介を受け,理学療法を施すことになる。アレックスがレースに復帰するためには,エリザベスの報告書に基づいて医師がゴーサインを出すことになる。回復状況の見極めはエリザベスにかかっているといっても過言ではない状況だった。

二人の努力の甲斐あって,何とかスペインのレースには間に合う程度に治療が進む。ところが二人の間には何物にも代えがたい気持ちの交流が芽生えていた。しかも,明日は報告書を出すという晩,階段で転びかけたエリザベスを支えようとしたアレックスは再び肩を痛めてしまう。アレックスは紙切れ一枚を残し,レースに出るために別の理学療法士を依頼することにするのだった・・・。
家族との不和から一人の女性との一生を考えられないアレックス。片足を失い,自分が男性に対して臆病になっていることをわかってはいても,なかなか思いきれないエリザベス。二人でいるところを写真にとられてマスコミに騒がれたことや,アレックスがナサニエルの結婚式よりもレースに出ることを優先させようとする姿勢が二人の関係の進展を妨げる。レース場で出会った少年との会話が,アレックスの気持ちを劇的に変えるのだが,二人の関係はどのように変化していくのかが読みどころの作品。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。

この広告は180日新規投稿のないブログに表示されます