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愛する資格 [ペニー・ジョーダン]

SHALOCKMEMO961
愛する資格 Injured Innocent 1985」
ペニー・ジョーダン 平江まゆみ





子供の頃から姉の人生は妖精の女王の祝福を受け,自分の人生はいたずらな悪魔の陰謀で茨の道となるよう運命づけられたと感じていたリサ・グラント。その姉と夫のジョン,そして両家の両親が乗っていた飛行機の事故により一瞬にして家族を失って師またリサは姉の遺児ルイーズの後見人となります。しかしもう一人義兄の兄のジョエル・ハーグリーブスもまた後見人になると知り,憤慨します。きっと富豪のジョエルが自分を排除してルイーズを自分一人のものにする気だわ,なんとしてもそれを阻止しなくては・・・。そう思っていたとき,ジョエルからの呼び出し。そしてジョエルの住まいウィンタリー館に出かけたリサを待っていたのは,ジョエルのプロポーズという思いがけないことでした。両親の死で情緒不安定になりかけているルイーズを守るために便宜的な結婚を申し出てきたのです。しかしリサにはジョエルに対して過去に忌まわしい思い出があり,なんとしてもそれだけは避けたいことでした。しかし愛する姪のことを理由にされると断り切れなくなったのです。15歳の時の忌まわしい思い出,それは同級生の男の子の家のパーティに両親の精子を踏み切って参加した時に,ベッドに二人でいたところを両親とジョエルに見られ,ふしだらな娘ということを親に突きつけられた,と同時に他人であるジョエルにもそう思われてしまったことです。今でもときどき暗い夢の中にジョエルの姿が現れることすらあるぐらいトラウマになっていたからです。そんな自分にプロポーズするということは,少なくとも姪のためであることだけは理解できたのでした。しかしことあるごとに過去のことをあげつらわれてからかわれることにも耐えがたい思いをしていたのです。そして二人は僅かな準備期間でひっそりと教会で式を挙げたのでした。外面的には愛し合う夫婦という仮面の姿を姪にも見せて安心させなければならないというということで同室で暮らすことになったリサ。時折見せるジョエルの優しさと体の接触によって起こる不思議な感覚に戸惑うリサ。他の男性とは異なりジョエルに触れられてもそんなに嫌悪感を抱かずにいられることを知り,ついに二人は何度か言い合いをしながらも毎日話し合いをし,ついにリサは過去の秘密を打ち明けることになります。ところが,ジョエルの元を訪れる過去の恋人マリサの存在がリサを不安にし,そしてリサに言い寄ろうとするリサのかつての恋人サイモン・グリーブスの存在をジョエルが意識してしまうという誤解と気持ちのすれ違いで二人の間は険悪なムードになってしまいます。誤解が誤解を生みもはやどうにも意地の張り合いを止められなくなった二人です。さあ二人は別れてしまうのでしょうか。最後は一気に解決に向かいます。リサの気持ちの変化と斗どうしたらこんなにひん曲がった誤解をしてしまうのだろうかということが,ちょっと滑稽なほどで,ハラハラしながらもなんとなくコミカルな作品です。


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