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結婚はビジネス? [ジェシカ・スティール]

SHALOCKMEMO1092
結婚はビジネス? The Marriage Business
Today's Woman 1) 1995」
ジェシカ・スティール 原 淳子





働く現代女性の様々を描いたシリーズの第1作でジェシカ・スティールが担当です。義兄たちが共同経営する会社の財務担当部長の仕事を任されているアヴィーナ・アラダイス(愛称アビー)は美人一家の末っ子。母や姉がお金を使うことしか頭にないのに対してアビーはお金を運用する方に興味と適性を持っています。男とお金に,そしてその両方を持つ男性には特に気をつける。それがアビーの信条だといっても過言ではないでしょう。愛のない結婚はしないということです。そんなアビーを見初めた男性が大企業のトップでハンサムな男性ナイル・ランカスターでした。ナイルはあるパーティでアビーを見たとたん惹かれ始めます。しかしアビーの会社がランカスター・グループとの契約を熱望している時,ナイルと付き合うことは自分が会社の犠牲になって愛のない関係をナイルと築くことになってしまう,その狭間と,母や姉たち,そして義兄たちはアビーがナイルに媚びて,うまくしたらナイルと付き合うことが会社にとって有利になると,懸命に立ち回るのをどうにも防げなくなってしまいます。本当はナイルに惹かれる思いを持っていても,それ以上に会社の犠牲になってしまう気持ちの方が強く感じられるのでした。ナイルとは仕事関係のパーティなどで何度か顔を合わせざるを得ません。そしてアビーの会社にちょっと顔を出したりもしてアビーを困惑させてきます。週末の金曜日になるとアビーに連絡を付けてくるようになります。その割には月曜から金曜までは難の音沙汰もありません。まさにツンデレの態度なのです。週末の過ごし方にアビーはワザと洗練されたコンサートより村の集会所で開かれる素人コンサートに誘ったり,レンストランでの食事より自宅のキッチンでの手料理など,ナイルに嫌がらせとも言うべき過ごし方に付き合わせるのですが,その度に母や姉たちから叱責を受けるのでした。唯一自分の理解者である祖母の家に泊まってナイルを遠ざけたりもしてみるのですが,その祖母の家にナイルが現れたりと,結構ナイルも一筋縄ではいきません。二人の関係が純粋に愛に基づいた関係に発展する可能性はあるのでしょうか。
「何代も続く美人の家系の産まれ」であり,「祖母に言わせるとなかでもアヴィーナいちばんきれい」だと言われているのに,アビーは「祖母の目が偏っているから」と自分を評価しています。どんな格好をしていても美しく見えるアビー。そしてアビーをめがけて男たちが寄ってくるのにそれに気付かず,見向きをしないアビーはヒロインとしては最高の存在です。「アラダイス家の美貌のおかげで自分が人を傷つける力を持っていることを警戒し」「神経過敏な反応だったかもしれない。でも自分がビジネスに利用されるの嫌だと」考えるほどの美貌を持つ22歳のアヴィーナ。まさにNiceHeroineです。


タグ:ロマンス
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