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秘書の条件 [キャシー・ウィリアムズ]

SHALOCKMEMO1152
秘書の条件 Secretary on Demand
Nine to Five 18 ) 2001」
キャシー・ウィリアムズ 本城 静





 すごくハッピーな秘書ものです。疲れている人や悩んでいる人なんかはとてもいいんじゃないかなと思わせる作品です。ヒロインのシャノン・マッキーは7人兄弟で父親は亡くしたものの幸せな家族生活を送っていました。しかし,故郷のダブリンの会社でセクハラに遭い,ロンドンに出てきます。ウエートレスをしていたレストランに毎朝やってくる素敵な男性。それが出版社を経営するケイン・リンドレーでした。巻末でわかりますが,ケインがレストランに通うようになったのはシャノンに会いたいがタメでした。そしてある昼食時ダブリンで自分にセクハラをして騙したエリック・ガルウェイがケインとの商談でやってきたのです。しかもシャノンを覚えていない様子。熱いステーキをワザとひっくり返し,エリックに仕返しをします。もちろんウエートレスとしては首になるだろうと予想して・・・。でもそんなことではめげない強さを持つシャノンに,ケインが秘書にならないかと仕事の話を持ちかけます。そして秘書の条件というのは,自分の娘の面倒を見て欲しいとナニーのアルバイトも掛け持ちすることでした。シャノンとケインの8歳の娘エレノアはすぐに打ち解けます。そしてシャノンの住む治安の悪い地区のアパートの部屋をおとずれたケインは,新しい安全なフラットを見つけるまで自分の家に数ヶ月住むようにと,シャノンをむりやり連れて行くのでした。その時にはシャノンはケインの家でロンドンでの親しみの持てる家族としての気持ちを持ち始め,それはやはりケインへの愛だと気付いていくのです。やがて弱いお酒を飲んで気が大きくなりケインとベッドを共にしたシャノン。そしてそれは新しい生命への入り口でもありました。それに気付いたシャノンは慌ててダブリンに逃げ帰ってしまいます。もうこれ以上ケインに負担をかけることはできないと・・・。数日後,ケインがシャノンの実家を訪れるのですが・・・。 エピローグでの愛らしい女の子ソフィーの誕生も含めて,読者がこうなって欲しいなと思う展開が見事にストーリーに現れすっきりした読後感を得られる作品です。自分を年寄りだといいつつ包容力のあるケインと,少々短期で思ったことをズバリ口に出したり行動に移してしまう若い(25歳の)シャノンのコンピが息もぴったりと生き生きと描かれている秀作です。


タグ:イマージュ
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