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無垢な乙女の変身 [アンドレア・ローレンス]

SHALOCKMEMO1241
無垢な乙女の変身 One Week with the Best Man
(予期せぬウエディング・ベル 3) 2015」
アンドレア・ローレンス 八坂よしみ





 原題は「花婿付添人との一週間」
 ヒロイン:グレッチェン・マカリスター(28歳)/「フロム・ディス・モーメント」共同経営者,カリグラファー(招待状やプログラムなどの印刷物のデザイン)/身長157センチ,シミ一つない肌,ふっくらした桃色の唇,長く濃いまつげ/
 ヒーロー:ジュリアン・クーパー(本名:カーティス)(?歳)/アクション俳優/端正な顔,濃い茶色のまつげ,青緑色の瞳,栗色の髪,小麦色の肌,引き締まった体と腹筋/
 シリーズ第3作です。第2作をすっ飛ばしてしまいましたが,とりあえず今月号を先に手を取ってしまいました。写真家のブリー,シェフのアメリアと来て,本作は最も目立たない女性グレッチェンがヒロインです。最後は会社の要,ウエディングプランナーのナタリーになるのでしょう。何故か謎めいたナタリーの男性関係に,今から興味が沸きます。さて,本作ヒロインのグレッチェンの仕事であるカリグラファーというはあまり聞き慣れない単語ですが文字装飾を担当する仕事のようです。(Wiki) パソコンをいじっていて時々苦労する「フォント」の選択。このフォント(書体)をいろいろと生かして芸術作品に仕上げていく作業がカリグラフィーで,それを職業とする人をカリグラファーというのでしょう。結婚式の招待状や当日のプログラムなどは式のかなり前に準備するものでしょうから,グレッチェンの仕事は式当日よりその前が忙しいというわけで,大富豪マレーの結婚式にベストマン(花婿付添人)を務めるジュリアンの同伴者としてグレッチェンが選ばれたのは,納得できる理由です。しかし,自分の体型に全く自信がない内気なグレッチェンが,世界一ハンサムとも言える俳優のジュリアンのお相手にふさわしいとは,本人は思ってもいなかったのです。バレリーナの母をもち,姉や妹もスリムな体型を維持している3姉妹の中でグレッチェンだけは父の遺伝子を強く引き継ぐずんぐりむっくりポッチャリ体型で,昔から肩身の狭い思いをしてきたので,男性との付き合いよりもこつこつと文字を描く仕事をし続けてきたのは,愛すべき女性だということのなによりの証拠だったのです。いずれ,このグレッチェンの美人姉妹たちもヒロインとして登場してくれば良いですね。今回,ヒーローのジュリアンはベストマンとしての仕事が,俳優としての仕事の合間の時期にちょうど来たことと,病をもつ双子の弟(マスコミには明かされていないのですが)の療養所の近くだということで,式より少し早めに南部のナッシュビルにやって来ています。式の前後の1週間が二人に与えられたロマンスの時間でした。ジュリアンの交際相手が自分に金銭的な欲望を果たすためだけの,美貌だけを武器にする女性だということに気付いたジュリアンは交際を打ち切ったつもりでいるのですが,相手のブリジッド・マーティンは,自分が浮気をしていたにもかかわらず,ジュリアンとグレッチェンの姿が報道されるや,なんとかジュリアンを取り戻そうとマスコミに双子の弟ジェームズの存在をリークしてしまうのですが,逆にグレッチェンに対するジュリアンの思いを強めることになるという皮肉な展開が用意されているのです。自分の財力を少しも当てにしていない女性はジュリアンには物珍しく,そのことがグレッチェンに惹かれる大きな理由の一つだったのですが,このマスコミへのリークがグレッチェンによって為されたと勘違いしたことで,ジュリアンに逆に裏切られた想いを抱かせてしまうのでした。そんなこんなの事件がありますが,おおむね二人の関係は順調に進展していきます。このシリーズは割と短い時間の中で同時的に進行していきますが,エピローグでは次作のヒロイン,ナタリーの憂鬱が匂わされていて,かなりシリーズを意識した終わり方だなと思います。
 今月は何故か読書が進まず,2日に1作程度の読了状況ですが,期待していたGW中も仕事に明け暮れてしまったためで,少し時間が出来たら,一気に読了が進むように思います。


タグ:ディザイア
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