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氷の結婚 [ジャクリーン・バード]

SHALOCKMEMO1302
氷の結婚 Husband on Trust
( Greek Tycoons 4 ) 2000」
ジャクリーン・バード すなみ 翔




HQSP-84
15.04/¥540/201p

R-1649
01.02/¥672/156p


 原題は「信頼できる夫」
 ヒロイン:リサ・ローソン(23歳)/同族会社「ローソン・デザイナー・ガラス」経営者/175センチの長身,抜群のプロポーション,つんとそり上がった胸,細いウエスト,引き締まったヒップ,すらりと伸びた長い脚,プラチナ色の筋が混じった金髪/
 ヒーロー:アレックス・ソロモス(35歳)/巨大企業「ソロモス・インターナショナル」の代表者/筋肉質の体に185センチの長身,濃い茶色の目,きりりとした眉,びしっと通った鼻筋/
 同族会社の企業乗っ取りにからむ夫婦のトラブルを題材に夫婦の信頼をテーマにした作品です。ビジネスの世界では誰も信頼できない。たとえ愛する夫でも。企業乗っ取りのためには結婚すらビジネスの対象とするかもしれない夫を愛してしまった女性リサがヒロインです。自身親から受け継いだ会社の株52パーセントをもつリサは,母の死後,社会への還元で善行を施そうと5パーセントを寄付します。義父が13パーセントをもっていますが,義父の息子,義理の兄はかつて自分に言い寄った信用できない男性。義父は母亡き後も自分を大切にしてくれており,信頼できるのですがそれでもいい加減な男である自分の息子には弱い面があります。残り35パーセントは共同経営者のリー家がもっていますが,これも含めて義父のもつ株を義兄が哀れっぽく頼み込んだらどうなるか分かりません。そんな状況になった時あの寄付した5パーセントの株が会社の経営権を維持するためにはどうにも必要になってくるのです。しかしそのことに気付いたのは自分が夫に騙されていたことに気付いた後でした。夫はギリシア人で大企業の代表者アレックス。その男性的な魅力にすっかりメロメロになりあっという間にそのプロポーズを受け入れ結婚したのですが,夫の企業の子会社が自社の株を取得していたことに気付いたのはずっと後のことでした。そして夫の不倫の現場を見て離婚を切り出したとき,会社そのものを奪われつつあることにやっと気付いたのです。そして,リサは義兄と夫が結託していることを深夜の二人の会話を偶然耳にしたとき知らされます。二人の結婚が企業乗っ取りが目的であったことに・・・。もはや夫は信頼できない,会社も奪われ,結婚生活も失敗に終わってしまい,自分はこの後どう生きたら良いのだろう。義父の株はやはり夫がすでに買い取っており,残った株もすでに子会社買い占めていました。もう会社株の53パーセントは夫の手に渡っていたのです。そして夫は,「君を守るため」と下手な言い訳をします。「そうよ,彼にとってはわたしそのものがジョークなのよ。無知で世間知らずで,好きなとき好きなように利用できるただの人形。」「あなたは悪魔よ。肉体で私を虜にして全てを奪った。」「あんな道義心のかけらもない男に,いったいなんだって恋してしまったのかしら?女性の純真さにつけいり,まんまと結婚にこぎ着け,そして最も残忍なことに,その女性の相続財産を奪うなんて。」「そして,彼が愛を信じていないことも・・・」「こんな人を愛しているなんて,どうかしている。愛するに値しない人なのに。」こんな思いを夫に抱いたときですら,リサは夫に会うと夫に惹かれてしまう自分と戦い続けているのです。夫の行動にはなにか理由があるのでしょうか。こんな自分を傷つけて・・・。終結部分でそれが明らかにされますが,全編をちょっと悲しい雰囲気が漂い続ける作品です。


タグ:ロマンス
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