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やすらぎに包まれて [ルーシー・モンロー]

SHALOCKMEMO390
やすらぎに包まれて Willing 2006」
ルーシー・モンロー 小林さゆり





ボディガード3部作の第2弾。ルーシー・モンローの作品はハーレクイン・ロマンスでおなじみだが,二見文庫からは「その腕のなかで 23-LM-06-01」に続いて訳書が出ている。

さて,物語は前作「その腕のなかで」で常に反発しあっていたヒーローのニトロこと,スー族の末裔ダニエル・ブラック・イーグルとヒロインで傭兵学校の経営者タイラー・マコールの娘で,身を守るために幼い頃から兵士の訓練を受けてきて26歳でまだ男性との経験を持たないコンピュータ専攻の女子学生ジョサイア(ジョシー)・マコールとが,本当は互いに憎からず相手を思い,それがために互いに反発しあっていたという,子どものように純真な心をもつ二人だが,ダニエルは父に似ているために家族をもてないと思いこみ,ジョシーは,兵士として育てられたために,男性が自分に興味をもつはずがないと思い込んでいるという,思いこみ同士が,ジョシーの父の失踪から事件を追ううちに,互いの思いに気付き,仲良くなっていくというよくあるパターンのお話し。
後半,ダニエルたちが,傭兵学校を爆破した犯人(テロリスト)たちのアジトに潜入するというアクションはあるものの,中盤から後半にかけてのほとんどはヒーローとヒロインのロマンス描写に終始するというロマンス度80%の作品。


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