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幸せな誤解 [ヒストリカル]

SHALOCKMEMO301
幸せな誤解 Francesca 1997」
シルヴィア・アンドルー Sylvia Andrew 杉浦よしこ
HS-263/06.09/\903/284p



幸せな誤解


リージェンシー・ブライドの第3巻。父と母の不品行のとばっちりを受け,伯母に養われながらも極端に自分を押さえるようしつけを受けたヒロイン=フランセスカ。しかし,表面に現れた優雅で品のある物腰とは異なり,フランセスカの心には激しく,頑固で思い切った行動をとる,熱い思いを秘めていたのだ。誰にでも愛された母に似て。



フランセスカは25歳。社交界にデビューするには,すでに遅いぐらいだが,社交界のイロハについて教えてくれたミセス・キャンフィールドの娘リディアと二人の美女のデビューとあれば,とにかく退屈している社交界にとっては格好の話題。しかも,フランセスカが祖父から得た7万ポンドの持参金と広大なシェルウッドの領地をもつとあっては・・・。
そんなフランセスカの表と裏の両面を知り,トータルで愛を捧げてくれる男,それがマーカス・カーン卿だった。しかし,幼い頃に出会った二人はまだ貧しく,幼く,などなどたくさんのハードルを抱えていた。結局二人が結ばれるには多くのハンディを乗りこえるために,周囲の人々との関係を含めていくつもの問題を解決しなければならないのだが。
摂政皇太子(リージェンシー)自身も後半登場し,パリ,ロンドン,シェルウッドといくつもの舞台を移動し,二人の関係は次第に深まっていく。
シリーズ第4作「嫉妬と傷心」フランセスカ・ショーの試し読み付き。


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