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ふたたびの切なさに [マリーン・ラブレース]

SHALOCKMEMO382
ふたたびの切なさに The Middle Sin (Cleo North 2) 2005」
マリーン・ラブレース 皆川孝子





女ジェームズ・ボンドというべきクレオ・ノース。この古代文化の名前をもつ(クレオパトラ・アフロディーテ)元OSI捜査官にも弱点があった。それは,父親の存在。何にもまして父を愛していることから,彼女を陥れようとするものにとっては,結構なエサになる。
一方,ヒーローのジェック・ドノヴァンにとっての弱点は,離婚した元妻。仕事で留守がちだったことから,妻が夫を必要にしているときに一緒にいてやれず,アルコール中毒に陥ることになってしまったことに未だに負い目を感じている。
そんな二人につけ込むのは,国際的な武器商人。その犯罪のスケールの大きさにも驚くが,最大の危機に陥ったときに圧倒的な効果を現すのは,キーホルダーに取り付けられるぐらいの小さなビームライト。このダイナミックスが実に見事なジェットコースター・サスペンス・ロマンス。


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