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パリの誘惑 [ダイアナ・パーマー]

SHALOCKMEMO1001
パリの誘惑 The Best is Yet to Come 1991」
ダイアナ・パーマー 江美れい




HQB-656
15.05/¥670/204p

D-0456
92.04/¥602/156p


 文庫版の表紙でも分かるアイビー・マッケンジーのいかにも少女然とした顔立ち。妹と同学年のアイビーに対してライダー・キャラウェイは彼女の幼い頃からの知り合いであり,18歳になった彼女への密かな想いを断ち切ることが出来ませんでした。そして長期の不在の後彼女がすでに建設会社の従業員ベンと結婚していたのでした。
 カマトトと思えるほど純真で男性に対する知識がないアイビー。それを理解しないまま欲望のままに行動し,暴力まで振るうようになった夫に絶望していたアイビーですが,常に彼女の心の中に住み続けていたライダー。しかしベンの死後もライダーはアイビーがベンを愛し続けていると思い込んでいます。アイビーの心の中からベンを追い出せないうちはアイビーとの関係を深めることが出来ないという板挟みの中で苦しみ続けるライダーの行動の理由が,男性を知らないアイビーは理解できません。そのためますますライダーは苦しんでいくのですが・・・。何とかきっかけをつかもうと秘書としてアイビーを雇ったライダーはパリへの出張にアイビーを連れて行きます。会議でアイビーに声を掛けたフランス男性にきつい嫉妬を覚えて男性を追い払うライダーの態度に驚きを隠せないアイビー。でもその行動の意味にすら気づかない純なアイビーでした。それでも一緒に行動するうちに少しずつ互いの過去の経験を話すうちにアイビーが亡夫から暴力を振るわれ男性恐怖症になっていることも分かってきたライダーはとにかく優しく接することを心がけていきます。なんと我慢強い男性でしょう。この物語は少女が大人の女性として愛し愛されるに足る女性になるまでのダイアナ・パーマーの真骨頂と言える成長の物語です。


タグ:ディザイア
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