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愛,ふたたび [アン・メイザー]

SHALOCKMEMO1262
愛,ふたたび Sandstorm 1980」
アン・メイザー 細郷妙子




HQSP-118
16.07/¥540/208p

R-0467
86.06/¥578/156p


 原題は「砂嵐」
 ヒロイン:アビゲイル(アビー)・ギレスピー(22歳)/秘書/長身175センチ,細いなりに豊満な胸やなまめかしい腰の曲線/
 ヒーロー:ラシード(?歳)/アバレーン国王子/長身185センチ,芳醇なワインのようにきめ細かくてこくのある低い声,母はイギリス人/
 7月にHQSP版で出る本作をHQB版KINDLEで読みました。HQSP版の表紙はちょっとものうげなヒロインの姿がいいですね。HQB版の方は背景にモスクふうの建物とクッションのおかれた長いすがが写っており,ストーリーをうまく表していますが,残念ながらヒロインを思わせるモデルさんが使われていないのでいまいちです。さて,シークものの本作ですが,3年前結婚した相手は中東の国アバレーン国の王子ラシード。離婚の話をしに来たと思ったアビーですが,「アビー,君は僕の妻なんだから,僕の家こそ君のいるべき場所だ」と言うではありませんか。首都ザンシアの王宮での生活はアビーにとってはみじめなものでした。夫の父である国王からは歓迎されず,二人の間に3年間子供が出来なかったことがアビーにとっては大きな負担でした。そして決定的だったのが夫の不倫。弟の妻の姉ファラとの間に子供がいたことを知り,アビーはイギリスに帰ってきていたのでした。そして秘書として働いている上司ブラッドがいろいろと親切に心配してくれるのに甘えていたのです。最近ブラッドが仕事以外のところでも個人的にアビーに言葉をかけてくるようになり,ちょっと困惑していたところでもありました。そしてやって来たラシードに誘われて夕食をとり,別れ話をしようとした矢先,ホテルの部屋でラシードが昨夜から病にかかり苦しんでいることを伝えられ,ラシードの部屋へ案内されます。しかしラシードは起きており,誘われるままにベッドを共にしてしまうアビー。そして数ヶ月後,判明した妊娠。離婚を前提としていたのに再びラシードの元に行かざるを得なくなるアビーは,ラシードの愛が信じられません。「やっぱり,そう。あなたの関心は子供だけなのよ。私に戻って欲しいとかなんとか言っても,息子を産むために必要なだけなのね。」出産までの期間だけという限定付きの妻という存在に,アビーのプライドはずたずたになります。王宮に戻ったアビーの元にラシードはほとんど顔を見せず,末の妹ソフィアだけが3年前と同じようにアビーに優しく接してくれます。そしてアビー付きの使用人スニがいろいろと気遣ってくれるのでした。ラシード兄弟の祖母ノーナが帰国します。ラシードとアビーが別に暮らしていると聞いてノーナは心配し,いろいろと策略を仕掛けてくるのでした。それに気付いているアビーですが,夫にかまわれない寂しさよりもノーナの心遣いの方が嬉しく思えてアビーもそれを受け入れていくのです。そして衝撃の事実をノーナの口から聞いたアビー。その事実がアビーとラシードの間にあった障壁を完全に崩していくのです。やがて,生まれる息子カリド・ロバート。もはや親子三人での幸せな暮らしを妨げるものは何も無いのでした。
 19歳という若いときに結婚してしまったアビーが出産をとおして精神的に夫への深い愛に目覚めていく成長譚です。オススメの作品。


タグ:ロマンス
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